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VR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素とは何?【360度映像体験だけがVRではない】

こんにちは、Fe(エフイー)です。

VR体験はどんなイメージ?

ここ数年でVR元年といわれ続けたVR(バーチャルリアリティ)ですが、皆さんが思い浮かべるVR(バーチャルリアリティ)は、どんな体験で、どういったイメージでしょうか?

何となく、仮想の世界に入ること?360度の映像を、VRゴーグルを装着して視聴すること?

以下の記事にも書いたように、VR(バーチャルリアリティ)は、本来の意味は仮想現実という、仮想の世界をのぞくイメージではなく、人工現実感という、現実により近い世界のことを指します。

 

360度の映像体験がVR体験と思われがちですが、実はVR(バーチャルリアリティ)体験は、ある三要素が合わさって初めてVR体験と呼べるものになるのです。

皆さんがイメージしているVR体験は、その一要素だけ、もしくは一要素も満たしていない可能性があります。

それはつまり、本当の意味でのVR体験を楽しめていないことになります。

そこで今夏愛は、本当の意味でのVR体験を表す三要素を一つずつ解説していきます。

ぜひあなたのVR体験に生かしてみて下さい。この記事を読み終わったあ後に、新しいVR体験への扉を開いてもらえれば幸いです。

 

VR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素

VR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素は、1.三次元の空間性 2.実時間の相互作用性 3.自己投射性(自分がその中に入り込んでいる感覚)の三つです。一つずつ解説していきます。

VR体験を表す三要素その1:三次元の空間性

VR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素の一つ目は、三次元の空間性です。

三次元の空間性とは、「VRゴーグルをかぶった先に、VR空間が三次元的に存在すると感じるか」ということです。

テレビやパソコンなどで見る映像は、二次元的な平面の映像ですが、スマホで見る360度動画や、YouTubeなどのVR映像を視聴したときに、画面の中に入ったような、二次元的でなく三次元的な映像体験のことを指します。

 

VR体験を表す三要素その2:実時間の相互作用性

VR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素の二つ目は、実時間の相互作用性です。

実時間の相互作用性とは、現実世界で体を動かすと、VR世界でインタラクションが起こることです。

インタラクションとは英語の「 inter(相互に)」と「action(作用)」を合成したもので、その基本は「人間が何かアクション(操作や行動)をした時、そのアクションが一方通行にならず、相手側のシステムなり機器がそのアクションに対応したリアクションをする」ということです。

ferretより引用)

 

つまり、現実世界の動きに応じて、VR世界が変化するかがこの実時間の相互作用のことを指します。VRゴーグルを装着してVR世界に入り込んでいるときに、現実世界で動いたら、同じようにVR世界でも動くかということです。

これは3Dofや6Dofでも表せますが、現実世界での働きかけがどこまでVR世界に反映されるかで、実時間の相互作用は変化していきます。

 

VR体験を表す三要素その3:自己投射性(自分がその中に入り込んでいる感覚)

そしてVR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素の最後の一つが、自己投射性(自分がその中に入り込んでいる感覚)です。

現実世界で私たちは、目をつむって自分の手や足がどの位置にあるのかを理解し、目を開けた時には自分の思っている場所にあるのを確認できるように、現実世界で私たちが経験している自己受容感覚と目や耳で観察する空間の聴覚情報とが合致している状況をコンピュータが生成したVR世界の中でも矛盾なく実現するのが「自己投射性」です。

 

VR内でコントローラーなどで操作した自分の手足が、今どのあたりにあるかを脳で考え、その考え通りのところに、自分のイメージした手足がある状態が、VRの三要素の最後の一つの「自己投射性」というわけです。

 

VR(バーチャルリアリティ)の三要素を満たす体験はどこでできる?

こう考えると、自分が経験してきたVR体験が、”本物の”VR高家kンではなかったと思う方もいるかもしれません。実際私もこの三要素を知ったとき、自分はVR体験の入り口にもいなかったんだと思いました。

では、ここまでに紹介したVR(バーチャルリアリティ)の三要素をすべて満たしたVR体験はどこでできるのか。

 

実はVR(バーチャルリアリティ)の三要素をすべて満たしたVR体験は、VRゴーグルを持っている方であれば身近な場所でできます。

オキュラスクエスト2などの家庭用VRHMDで現在VR界隈で盛り上がっているVRChatというアプリでこのVRの三要素を満たしたVR体験が可能です。

VRChatとは、VR内で各自が自分のアバターに扮し、コミュにケーションをとるVRSNS的アプリです。

VRChatは、VR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素である三次元の空間性、実時間の相互作用性、自己投射性(自分がその中に入り込んでいる感覚)を、VRのワールドに入ること、自分の操作に応じてVRChat内のアバターが連動してい動くこと、自分がアバターになりきった感覚になることでVR(バーチャルリアリティ)の三要素をすべて満たしていると言えます。

アプリも無料ですので、まだVRChatを遊んだことがないという人は、ぜひアプリをダウンロードして、VR内での交流にチャレンジしてみてください。

VRChat公式サイト

 

VRゴーグルで、VRの世界へ飛びこもう

私がおすすめするのは、Facebook社のオキュラスクエスト2です。オキュラスクエスト2はスタンドアロン型のVRHMDで、かつ6DofのVRHMDです。

オキュラスクエスト2は圧倒的にコスパが良いので、クオリティの高い最先端のVR体験をしてみたいという方にはおすすめです。

Meta Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GBをAmazonでチェック

是非VRのVR(バーチャルリアリティ)体験を本当の意味で表す三要素を意識しながら、本物のVR体験をお楽しみください。

それではまた。

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