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VR業界でこれから人気になる新しい仕事,職業6選【VRディレクター、VRデザイナーなど】

こんにちは、Fe(エフイー)です。

昨今のテクノロジーの飛躍は著しく、人工知能のシンギュラリティにより人々の仕事は減っていく(雇用が減る)と、やや誇張され体験が人々の不安を煽る中、やはり生み出されている仕事というものもあります。

VRはその市場規模を2016年から徐々に拡大していき、2020年には様々なVRデバイスが発売され、それに伴い様々なゲームが作られ、そのコミュニティを広げていきました。

特にキラーコンテンツ不足と言われていたVRのゲーム界隈に、VRリズムゲームの「Beat Saber(ビートセイバー)」が2018年4月に登場すると、VRゲームユーザーが一気に増え、VRの看板的コンテンツへと成長していきました。VRでゲームを体験したい人はこのBeat Saber(ビートセイバー)をプレイすることをお勧めします。

バーチャルユーチューバ ーもその数を増やしていき、2020年11月にはバーチャルYouTuberの総数は1万3000人を超えました。キズナアイがテレビに出演したりと、徐々にその認知度をお茶の間に広めていきました。

VRが生活により密接になっていくことや5Gの普及で、様々な企業がVRでの事業や広告に乗り出してきます。VR×5Gの新時代のスポーツ観戦という打ち出しで嵐とコラボしたソフトバンク社をはじめ様々な企業団体がVRでの発信に力を入れ出しています。

SoftBank | 嵐 FR紹介映像「5Gバーチャル大合唱」篇

コロナウイルスにより外出が自粛になったり、大規模なイベントが開催しにくい世の中では、こういったVRでのイベントやエンターテインメントが増えてくるでしょう。そしてそこに人が集まることでビジネスが生まれ、お金が生まれ、VRという世界に新たなコミュニティが形成されていきます。

大きな企業だけでなく、中小企業や飲食店、商店街の喫茶店などが「VRでの映像を撮影して欲しい」「VR映像をサイトに追加して欲しい」「名刺にARを追加したい」など、様々な要望が生まれていき、その分だけ仕事が生まれていきます。

それでは、このVR社会で生まれる新たな仕事とは具体的に何があるのか、徹底解説していきます。

VR社会で増える仕事

1. VRディレクター

VRディレクターとは、企業や個人のクライアントから依頼されたものを、エンジニア一緒とに作り上げていく職業です。企画の進行や、クライアントとエンジニアの仲介などを行います。VRはまだまだ世に広まったばかりで、クライアントも何が欲しいか、どのようなものをどのような目的で作成するかが、具体的に言えない場合があります。「〇〇みたいな感じに」「こういうイメージで」といったようなものがああればそれに沿って話し合って行けますが、「最新のやつで」「他社がやってる感じで」といったふわふわしたイメージの依頼に対して、じゃあこういうものを、こういう目的でやろう、といった風にクライアントの要望やイメージを、現在再現が可能なかたちでプラン化していくディレクション業務を行います。

サッカーと同じように、いい選手だけがいくらいても優秀な監督による指示や戦い方がなければうまく噛み合わず、本来の力を発揮出せません。クライアントの要望を最大限に形にし、エンジニアの力を最大限発揮させるのがVRディレクターの仕事です。

VRディレクターには専門知識や難しいプログラミングの知識が必要と思われがちですが、VRディレクターの仕事は企画を円滑に進行させ、エンジニアとクライアントの間での完成イメージをできる限り近づけることにあります。ですので必ずしも専門知識は必要としません。ハロー取締役の赤津慧さんはプログラマー出身ではありませんが、VRディレクターとしてVRの最前線で実際にビジネスを行っています。赤津慧さんはVRディレクターをロールモデルにVRディレクターを目指してみるといいでしょう。

赤津慧さんのTwitter

VRディレクターは現在、圧倒的な人材不足です。そもそもVR業界が人手不足なのですが、その中でもVRディレクターという仕事は特に人手が足りていません。赤津慧さんは「VR技術を使ってどんな面白いことができるか」を誰よりも時間をかけ考えていると”VRが変えるこれからの仕事図鑑”で語っています。

エンジニアを理解し、VRを理解し、最高のものも生み出していくやりがいのある仕事です。幅広くいろいろなことができる人よりも、何か特定のものを突き詰めた専門家的な人材が求められる今の世の中。VRを消費者として楽しむだけでなく、生産者として、VRを世に生み出していくことを選択肢に入れてみても面白いかもしれませんね。新たな時代を引っ張っていくのは、あなたかもしれません。

2. VRエンジニア

VR業界ではエンジニアも足りていません。エンジニアには専門的なスキルが必要とされます。既にエンジニアとして働いていたり、まだプログラミングの知識を持っていなくてもこれからVR関連のプログラミング言語を身につければ、確実に仕事はありますし、重宝されるでしょう。VRエンジニアは、一般的なしいステムエンジニアよりも多くの給料がもらえます。また若くても高い年収を目指せるのもポイントです。今からプログラミングを始めるという方は、VR関連のプログラミング外援護を学ぶことをお勧めします。手に職があることは今後の世の中でもかなりの安心材料なんりますし、何よりこれから盛り上がっていくVRに携われるというモチベーションも、他の言語よりも大きいと思います。VR業界のエンジニアは、フリーランスの方が多く、企画ごとに参加しています。一番多いのはゲームアプリのエンジニアです。VRのゲーム作成もできるUnityという言語を使っている人が多いです。

3. 3Dモデラー

3Dモデラーは仕事の一つにアニメやゲームのキャラクターや背景を立体的に形作る仕事があります。2次元の平面的なキャラクターや背景を、立体的に3Dで表現します。2Dから3Dへキャラクターや背景を置換するのは、かなり細かな設定や配慮が必要です。VRゲームだとユーザーの動きに合わせて見え方や形の変化が求められます。VRゲームや3Dアニメがもっと普及すれば、さらに需要は高まっていきます。

3Dモデラーはなんでも3Dにすることが可能です。

4. VRアニメーター

従来のアニメーターの仕事は、一枚一枚の絵を作成してそれをつなぎ合わせて動きを作ることでした。新しいVR時代のアニメーションでは、手足をトラッキングしてモーションキャプチャの技術を用いて映像化し、アニメーション化するものです。この方法では一枚一枚の絵を描く必要がなく撮影を行うようにアニメーションが作成できます。この方法で作成されたものにハローキティのYouTube動画があります。

5. VR空間デザイナー

仮想空間を体験できるVR上に、空間を作り出すVR空間デザイナーは、VR上で行われるイベントから広告、全ての分野で関わるでしょう。VRに美術館のようなものを作り展示会を開いたり、VRないでイベントを行う際の建物やその中の空間のデザインを決めるなど、仕事の幅は多種多様です。現実ではデザイナーや建設業界がやるような仕事を一手にになうことができます。これからは仮想空間が仕事場になる人が増えるでしょう。

VRChatというアプリを用いれば、誰でもVR空間デザイナーになることができます。メディアアーテキストの坪倉輝明さんはVRChatで仮想世界に個展を開いていました。

 

6. VRの営業、フランチャイズ

VRが広まることで、VRを導入する企業が増えます。それによってVRの商材を取り扱う企業などが増え、VR導入の営業やVR事業のフランチャイズが広まっていくでしょう。VR上の自宅に、VR商品の訪問販売が来るかもしれませんね。

また、VR以外の商品の営業を、VR上で行うようになるかもしれません。お互いが移動せずに済むオンラインの営業を、zoomなどの画面越しではなく、仮装現実上で対面する。VR上では図や表、商品やなどをすぐに出現させることができ、より短時間で、効率よく長所を伝えることができます。新時代の営業がVR上で行われる未来もそう遠くないでしょう。


 

減る仕事があれば、増える仕事もあります。ネガティブな部分ではなく、ポジティブな部分に目を向けましょう。新しい仕事はイメージしにくくですが、需要は高く、また増える可能性もある上に競争率がまだまだ高くはありません。また、新しいことに携わって、世の中に新しいものを生み出すという面で、VR関連の仕事はやりがいのあるものばかりです。

勇気を出して新しいものに挑戦するのもいいかもしれませんね。

今回はVRで増える新しい仕事を紹介しました。エウレカではこれからも新しい時代の働き方や情報発信をしていきます。新着記事をお楽しみにしてください。

 

 

 

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