こんにちは、Fe(エフイー)です。
北海道にVRを広めるべく、札幌でVRが体験できる場所を発信しようと探していたら驚愕しました。
札幌でVRが体験できるところが全然ない!
「札幌 VR」で検索しても出てくるのは2018年の記事ばかり…
札幌で体験できるVRをまとめた記事も、既に終わっているものや閉店したところばかりになっていました。このままでは、札幌にいる人はいつまでもVRを体験できないんじゃないかと思い、記事を猛スピードで執筆しています。
VRは年々技術を上げ、2020年には新作ゲームが数多く世に送り出されたほか、Facebook社からオキュラスクエスト2が発売され、その市場をより大きいものにしていきました。
2016年のVR元年から広がりを見せたVRは2021年にはVR新時代へと移り変わっていきます。
東京や大阪といった大都市では、既にVRが体験できる施設が数多くあり、イベントやブースも頻繁に催されています。しかし、札幌の現状は体験できるところ自体が非常に少なかったのです。
ということで今回は、札幌のVRの現状とこれからについて考察していきます。今札幌でVRを体験できる場所や、VRを購入できる場所なども同時に書いていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
札幌のVR体験の現状
札幌のVR体験の現状は、一言でいうと一極集中です。といっても、一箇所に何個も体験できる施設があるわけではなく、一箇所しか体験できる場所がないと言うことです。
コロナウイルスによって少なかったVR体験ができる施設やブースは次々に撤退や利用中止の判断をしました。今や札幌でVRを体験できる施設は数少ないものになってしまっています。
狸小路にあるVR PARK TOKYO satelliteも閉店してしまいました。残念…
2020年12月時点で営業を行いVRを体験できるのは、JR札幌駅横のエスタ9階のゲームセンターにある「VR ZONE Portal namco札幌エスタ店」です。
VR ZONE Portal namco札幌エスタ店
開店時間 | 10:00~20:00(19:30最終受付) |
主なゲームタイトル プレイ料金1000円〜 | 脱出病棟Ω(オメガ) など |
公式ウェブサイト | namco札幌エスタ店 |
アクセス | JR札幌駅側 エスタ札幌9F |
コロナウイルス対策により一定期間の営業時間短縮を行っています。
期間 2020年12月5日(土)~12月11日(金)
変更後時間 10:00~19:00(最終受付18:30)
VR ZONE PortalのVR体験のレベルは高く、十分にVRを楽しめ、その世界観に感動していただけると思います。
・マリオカート アーケードグランプリVR
・ハネチャリ
・エヴァンゲリオンVR魂の座:暴走
VRは実際に体験してみないとその凄さがわかりません。ぜひ一度VR体験をするべくエスタ9階のVR ZONE Portal namco札幌エスタ店へ足をお運びください。
ちなみに私は3年前に脱出病棟Ω(オメガ)のα版を友人と体験しました。VRの技術に感動したのを覚えています。(結構怖かった)
(2017年当時の写真)
VRを体験できる場所が減ると言うことは、それだけVRに興味を持ってくれる人が減ってしまうと言うことです。これからの時代VRが生活により密接に関わってくることは、VRを体験したことのある方なら容易に想像できっるでしょう。しかし一度もVR体験をしていないと、どう言う技術なのか、何ができるようになるのかがイメージしにくくなってしまいます。何をともあれ、体験あるのみなのです。
さて、札幌のVR体験の現状に話を戻します。
札幌でVR体験ができる場所は、実はもう一つあります。ドスパラ札幌店です。最新VR機器を揃えている本店舗では、VR機器の無料体験を行っています。(2020年12月8日時点では、VRの体験は休止となっています。)
また、札幌ではこれまでに数多くのVR体験イベントが開催されてきました。期間は長短それぞれでしたが、どれも盛況に幕を閉じています。今後も札幌でVR体験のイベントは開催されるでしょう。期間限定のものは、チャンスを逃すと2度と体験できない可能性もありますので、ぜひ積極的に参加してみてください。
過去に開催されたVR体験イベント
日にち | イベント名 | 内容 |
2018年10月6日~12月23日 | PlayStation®VR体験 | ソニーストア札幌で「PlayStation®VR(PSVR)」が体験できる。 |
2018年7月20日〜29日 | バッター体験VR | 「北海道シリーズ2018 HOKKAIDO be AMBITIOUS」期間内で行われた、野球場でバッティングを体験できるVRイベント『バッター体験VR』。バッターボックスに立つ野球選手の目線を実際に体験できる。 |
2018年2月23日〜4月2日 | らんま1/2カフェ@札幌パルコ | 漫画「らんま1/2」連載30周年を記念したコラボカフェ。ここでは「猫飯店の五目ラーメン限定 食前VRトッピング」が体験できる。 |
2018年6月16〜17日 | わくわくキッズランド2018 | JPPVR株式会社が開発したVR筐体が出展された。「フォトンバイク」や「フォトンカー」を体験できる。 |
2018年にイベントが数多く開催され、VRが盛り上がったのがわかります。一方で2020年にかけてVRのイベントや体験会は数を減らしていきました。
VRを体験するイベント自体は、主要都市と比べると数は少ないです。しかし、少ないことは決して悲観することではありません。まだ未開ということは、これからさらに盛り上がる可能性があるということです。
札幌のVR体験のこれから
札幌でのVR体験は、これから徐々にその数を戻し、東京や大阪のように様々なVR施設ができると予想します。
一つはVR業界自体の盛り上がりです。家庭用VRゴーグルが普及を見せている今、「みんながやっているなら」「一回体験してみたい」という声が必ず上がってきます。この声に応えるのがVR体験会やVRのイベントなのです。家電量販店の店舗のゲームショップのVR機器体験ではなく、エンターテインメントとしてのVR体験が需要を高めるのです。
VRの分野では需要がまだまだ少なく、開発費やVRゴーグルの制作費用などにまだまだ費用がかかってきます。より没入できるより高価な機械を個人が購入することはまだまだ難しく、たくさんの人が共有するVR体験施設のような形が一番形になりやすいと言えます。
また、VR上での自宅でも参加できるオンライン形式のイベントが増える一方で、リアルの体験や実際に人と人が触れ合うことの価値が上がっていきます。VRでのコミュニケーションは完成度の高いものばかりですが、まだ現実のコミュニケーションのクオリティには劣ります。
VRそのものに抵抗がある人がまだたくさんいる今の世の中には、現実のイベントでVRを体験するという形が一番マッチするやり方であると言えるでしょう。コロナウイルスの影響により、物理的にイベントの開催はできませんが、落ち着いた頃にイベントは増えていくでしょう。
何度も言いますが、VRは体験してみないとその良さは理解できません。百聞は一見に如かず。その目で、耳で、体験してみてください。
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