VR

VR技術者認定試験とは何?どんな資格、試験なのかを紹介【VR資格】

こんにちは、Fe(エフイー)です。

オキュラスクエスト2などを最近CMでよく見かけます。VRが最近流行っていることは何となく皆さんもご存じかと思いますが、VRに資格があるのはご存じですか?そして、結構簡単にとれちゃう(らしい)ので、今回はそのVRの資格であるVR技術者認定試験とは何か、どうやって試験を受けることができるのかを解説していこうと思います。

 

VRエンジニアのなかじさんが大変分かりやすい動画をあげていましたので、ぜひこちらもご覧ください。

 

VR技術者認定試験とは何?

VR技術者認定試験とは、日本バーチャルリアリティ学会が実施しているVRの技術分野における専門家の養成を目的とした資格試験です。

VR技術者認定試験は、試験用教科書「バーチャルリアリティ学」の出版と同時に、「バーチャルリアリティ学」に基づく講習会・認定試験を2010年より開催しています。

いまや人間の創造的な活動にとってVRは必要不可欠なものになろうとしています.しかし,現在,この「バーチャルリアリティ学」を系統的に学ぶ場がほとんど存在しません.それが,当学会がVRを習得するための講習会を催し,また,VRを正確に習得したことを証する「VR技術者」を認定している所以なのです.技術が高度になればなるほど,また人間や社会との関係が増せば増すほど,技術を正しく理解することが肝要となります.この講習を受講し,この試験に合格することで,皆さんが社会の様々な創造的分野をリードしてゆく「VR技術者」として,世界の大舞台で活躍されることを期待しています.

VR技術者認定試験申し込みページ(https://vrsj.org/events/seminar/)より引用

 

日本バーチャルリアリティ学会ってどういう団体?

日本バーチャルリアリティ学会(The Virtual Reality Society of Japan)は,バーチャルリアリティに関連する技術と文化に対する貢献を目的として、平成8年5月27日に設立されました。

また、平成17年6月7日に特定非営利活動法人(NPO法人)として新たにスタートしました。

 

日本バーチャルリアリティ学会の主な活動内容

  1. 学会誌,論文誌の発行
  2. email等ネットワークを用いた情報発信
  3. 大会(学術講演会),VR文化フォーラム,講習会などの主催
  4. 「人工現実感」研究会,学生バーチャルリアリティコンテストなどの共催
  5. 海外との協力の推進 国際会議(ICAT, IEEE-VR等)の開催等
  6. 研究委員会の設置

 

バーチャルリアリティ学って何?

→Amazonで試し読みをする

バーチャルリアリティ学とは、日本バーチャルリアリティ学会の方々が総力を尽くして作成された、いわばVRの教科書です。

バーチャルリアリティの技術の基礎から学べて、VR(バーチャルリアリティ)とは何なのか、どういう技術なのか、どういった使い道があるのかなどを専門的な部分まで詳しく学ぶことができます。VR業界を目指している方には必読の一冊です。

 

 

本書内容

  • 第1章 バーチャルリアリティとは
  • 第2章 ヒトと感覚
  • 第3章 バーチャルリアリティ・インタフェース
  • 第4章 バーチャル世界の構成手法
  • 第5章 リアルとバーチャルの融合―複合現実感―
  • 第6章 テレイグジスタンスと臨場感コミュニケーション
  • 第7章 VRコンテンツ
  • 第8章 VRと社会
  • 索引

 

日本バーチャルリアリティ学会が総力をあげて編纂したバーチャルリアリティ学の教科書です。本書を読むことにより、VRに関する興味が生まれ、考え方を理解し、基礎を学んで、いくつかのシステムの例を見ていくうちに、自らも新しい挑戦への意欲が湧いてくる。そういったVR学の教科書を目指して編纂いたしました。

普遍性、一般性のある事柄を中心にまとめ、前半(第1章から第4章)でVRの考え方、システムの原理、人間の認識と行動の仕組みなどの基礎を、後半(第5章から第8章)で臨場感通信などの実世界と関連するVRの展開と、VRの社会との関連やその未来に関して学習できます。

なお、日本バーチャルリアリティ学会では、本書の内容に基づいたバーチャルリアリティ技術者認定講習会・試験を実施しています。本書の構成(前半の基礎編が「セオリーコース」、後半の応用編が「アプリケーションコース」)がそのまま講習会・試験の内容に該当し、予習・復習の際に大変役に立つ教科書です。

バーチャルリアリティ技術者認定講習会・試験については当学会ホームページの「学会行事>VR技術者認定講習会・試験」をご参照ください。

(Amazon販売ページより引用)

 

 

VRおすすめ書籍

 

1.未来ビジネス図解 仮想空間とVR

仮想空間(メタバース)上で新たなビジネスが生まれる!

本書は、VRを中心としたxR技術の基礎知識から、VRビジネスの現状や事例、さらにはVRメタバースへとつながる流れを解説したものです。
Part.1では、バーチャルリアリティという概念が生まれてから、xRという言葉が登場した昨今の状況を、周辺技術を交えながら解説しています。
続くPart.2ではVRを体験する際に必要な環境や機材を紹介、Part.3ではVRのビジネス活用の実例を豊富に取り上げました。
Part.4では、「VRのメタバース化」という新たな潮流を取り上げます。VRChatなどのサービスに代表される仮想空間では、ユーザー同士が思い思いのアバターの姿で交流するソーシャルな場が急速に発展しており、新しい社会や経済が生まれはじめています。
最終章のPart.5では、VR界隈のキーパーソンへのインタビューを通して、最前線の熱い空気をお届けします。
VRをビジネス活用する上でヒントを探している、VRを体験してみたいがどこから始めればいいのかわからない、いちユーザーとしてVRメタバースの世界をのぞいてみたい……そんな方々に、ぜひ読んでいただきたい1冊です!

→Amazonで試し読みする

 

2.VRが変える これからの仕事図鑑


“VR+5G”で変わる仕事、変わる業界、変わる働き方、新しく生まれる仕事、稼げる仕事をお教えします!

→Amazonで試し読みする
3.VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル 

Google、Apple、Facebook、Amazonなど、名だたる企業がVRに参入している。VRが普及した未来の世界はどうなるのだろうか。
実用化が進むVRだが、その多くのコンセプトは研究初期と変わっていない。当時を振り返りながら今後の発展を見据えることで、「VRが本当に目指していること」を理解できるだろう。本書では、VRを取り巻く技術革新の系譜をまとめ、大きな全体像の中にVRを位置づけることで、テクノロジーとしての文脈を明確にする。日本のVR研究者、開発者、ビジネス関係者に読み継がれてきた史上初のVRの本『人工現実感の世界』(工業調査会)。大幅な加筆を行い、待望の再版。

→Amazonで試し読みする

 

 

VR技術者認定試験はどこで受けれる? 受け方/資格の取り方

最後に、VR技術者認定試験はどこで受けれるのか。受け方、資格の取り方を紹介していきます。

VR技術者認定試験は今までは対面での実施でしたが、感染症対策の影響で2021年はオンラインでの開催となります。

毎年7月と12月に試験が行われ、大体4か月前ほどから募集が行われます。

2021年の7月の受付は満員になってしまいましたが、2021年12月の試験は行われる予定ですので、申し込みページまたは日本バーチャルリアリティ学会(The Virtual Reality Society of Japan)の公式サイトより最新情報をご確認ください。

 

VR技術者認定試験申し込みページ

日本バーチャルリアリティ学会(The Virtual Reality Society of Japan)の公式サイト

 

 

私も2021年7月の試験に挑戦しますので、その結果や内容も話せる範囲で発信していこうと思います。

それではまた。

 

→Amazonで試し読みをする

 

コメント

この記事へのコメントはありません。

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

おすすめ記事

RELATED

PAGE TOP