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VR技術で人は洗脳されるのか【VR心理学】

こんにちは、Fe(エフイー)です。

自粛やオンライン授業、在宅ワークで家にいる時間が増える中、VRを購入した人は多いのではないでしょうか。

テクノロジーコンサルティング企業IDCは2020年9月16日のレポートで、2021年のVRヘッドセット市場が前年比で46%以上拡大するとの予測を発表しました。

すでにその傾向は現実のものとなり、フェイスブックは2020年10月末の収支報告で、VRヘッドセット「オキュラス・クエスト2」のプレオーダー数が前モデルの5倍以上となったことを明らかにしたなど、明らかに需要が高まってきているVRヘッドセット。

オキュラスVRヘッドセットの売り上げ増にともって、VRゲーム/コンテンツの売り上げも増加し、より多くのゲームがVR上で遊べるようになりました。

徐々に盛り上がりを見せるVR。ゲーム以外の心理学や脳科学などの領域でもそのポテンシャルを発揮しつつあります。

最近ではFacebook社のオキュラスクエスト2が数多くのプラットフォームで広告を打つなどして、認知度が上がり、VRゴーグルがより身近なデバイスとなり、VRの認識が広まっている今日ですが、

今回のテーマはずばり、「VRと洗脳」です。

 

新しい技術には必ず光と闇、メリットとデメリットが存在し、それらと上手く付き合っていくのが、新しい技術の中で生きている我々の使命でもあります。

そこで今回は「VRの洗脳」をテーマに、VRのメリットとデメリットを紹介していこうと思います。

かなり際どい内容ながら、気になる方も多いと思います。事例を踏まえながら話していきますので、是非最後までお読みください。

 

VRで洗脳することは可能なのか

結論、VRで人を洗脳することは可能だと言います。

PlayStation VR用ゲーム「サマーレッスン」を開発した、バンダイナムコエンターテインメントの原田勝弘チーフプロデューサーが2017年3月4日、政府のサイバーセキュリティ啓発イベントである「サイバー攻撃を目撃せよ!2017」(ベルサール秋葉原)で、VR技術に潜むリスクについて話した際に、「VR(仮想現実)を悪用すれば、相手の視覚をジャックできる」VRを悪用すると、端末を装着したユーザーを嘔吐(おうと)させたり、洗脳したりできる可能性があるということを話しました。

「VRは近い将来、ゲームやエンタメに限らず、何らかの形で生活の中に存在するものになる」と原田さんは話す。例えば、Web会議システムにVR端末を導入して臨場感を高めたり、トラウマをVR世界であえて追体験し、徐々に慣れて克服したり――など、さまざまな用途が見込まれるといいます。

一方で「VRゲームを研究する間に、さまざまな悪用の恐れを発見した」とも言っており、「PCやスマホと同じくVR機器も“マシン”なので、同程度に危険があり、VRならではの悪用手段も予想される」と原田さんは語っています。

 

また、「数千人を一斉に車酔いさせ、嘔吐させることも可能」と原田さんは語ります。そんな悪用方法を紹介する。VR端末がネットに接続し、リアルタイムで映像をストリーミング再生できるようになると、装着しているユーザーを一斉に“3D酔い”させ、行動不能にできる可能性があるといいます。

「嘔吐させる」以上に、原田さんが警戒するのが「洗脳」です。

テレビのようなモニター画面に比べると、VR端末は現実世界が見えなくなり、ヘッドフォンを装着すると外の音も聞こえなくなるため「外界遮断効果が高く、瞑想(めいそう)の効果が高まる」といいます。

 

外界が遮断されるというのは、洗脳において都合のいい環境であるため、VRが洗脳に使われる可能性は高いと言えます。これはオカルトな話ではなく、科学的根拠があります。

VRVにはトラウマを緩和したり、洗脳を解いたり、通販番組の購入率を向上させたり、、とVRの普及はほぼすべての職種、業界に影響すると言えます。

 

VRの高い没入感をプラスの方に作用させることで、PTSDを克服するためのカウンセリングコンテンツなどの研究が進んでいる一方、逆に考えれば、“あえて”PTSDを刺激するように使うことで、意図的に人の精神の弱い分を刺激することも可能です。

 

VRが教育プログラムに活かされるという事例も多くなってきたが、そもそも教育とはある知識なりある価値観なりを、他人に植え付けるということなので効率的に教育できるということは、効率的に洗脳できるという危険性もはらんでいる

 

VRにおけるメリットとデメリットは表裏一体で、常に悪影響にどう対応するかを考えながら慎重に進めねばいけない分野でもあります。

 

VRが脳に与える影響

VRが良くも悪くも脳に与える影響を、実際に行われた実験を参考に紹介していきます。

英リバプール・ジョン・ムーア大学の心理学教授らが実施した実験では、人が持つ心理傾向「ネガティビティ・バイアス」をVR空間でも捉えることができるかどうかを調べました。

ネガティビティ・バイアスとは、ポジティブな情報よりもネガティブな情報により敏感に反応する人間の心理傾向です。この傾向が強い人は、心理学では「Neuroticism(神経症)」と分類されることが多いです。

同実験では、34人の被験者をNeuroticism傾向が強いグループと弱いグループに分け、それぞれのグループがVR空間でどのような行動を取るのか観察しました。

VR空間には地上200メートルの高所に70cm四方の氷のブロックが4×4マスで設置され、被験者はその氷のブロックを渡ってゴールを目指します。

ブロックは安全ブロック、崩壊ブロック、ヒビが入るが崩壊しないブロックの3種類。ゴールに到達するには、崩壊ブロックを避ける必要があり、研究者らは崩壊ブロックの数を加減することで、VR空間の脅威度を調整しました。

実験で使われたVR空間(ステファン・フェアクロー教授YouTubeチャンネルより)

ではこの実験で、VRにおけるどのようなことがわかったのか。

当然だが、脅威度が高まると、安全ブロックの上にいる時間が長くなり、次に踏むブロックが安全かどうかテストする「リスク回避行動」がより顕著になった。興味深いのは、そのリスク回避行動の傾向とNeuroticism傾向の強弱が一致していたということ。

つまりNeuroticism傾向が強いグループの方が、安全ブロックにとどまる時間が長くなり、次に踏むブロックをテストする頻度も高くなったのだ。

これは言い換えれば、ユーザーのVR空間での行動から、心理学における5大性格の1つ「Neuroticism」かどうかを判別できる可能性を示唆するものでもある。

 

VRの高い没入感から、人の脳は現実でそれが起こっている時と同じような反応を示し、そして本人の行動も、それが実際に現実で起こっているような反応になると言います。この実験から、いかにVRの没入感、リアリティが高く、その影響や反応がダイレクトに脳へ影響するかがわかります。

 

また、心理学研究だけでなく、メンタルセラピー領域でもVRへの期待が高まっています。

2020年7月にオンライン開催されたメンタルヘルスの国際会議「Psych Congress Elevate」では、VRがホットトピックの1つになったといわれています。

同会議で発言した南カリフォルニア大学・医療VR研究所のアルバート・リッゾ所長は、

「臨床医のガイダンスのもと行ったVRによる高所恐怖症治療では、VRが既存の治療方法と同等の効果をもたらした」と説明。

また自閉症患者の職業インタビュー訓練でVRを導入したところ効果が見られたといいます。さらには、臨床医よりもVR内のアバターに自己の状況を語るケースが多く、VRで患者の初期診断ができる可能性もあると指摘しています。

現実世界で心を開けない人でも、VRの仮想世界でアバターを身にまとい、アバター相手に話すことはできたというのです。

シンガポール地元紙ストレーツタイムズ紙が伝えたVerified Market Researchの予測によると、ヘルスケアVRのグローバル市場規模は2019年、21億4000万ドル(約2240億円)でしたが、2027年には337億2000万ドル(約3兆5200億円)に拡大する見込みだということです。

同紙によると、ロンドンのセントジョージ病院では、手術中の患者にVRヘッドセットをかぶせリラックスした映像を視聴させ、その効果を調べる実験が実施されました。その結果、94%がリラックスできたと回答、痛みが和らいだとの回答は80%に上ったといいます。

 

VRの高い没入感は、もはや現実よりも私たちを癒してくれ、仮想世界に自分の安らぎ鵜を感じる人も多くなっていくでしょう。

 

VRは現実で見る夢

VRは現実で見る夢であるともいえます。

没入感が高く、体験がリアルすぎるために、脳が実際に自分自身が体験したと思い込んでしまうのです。

良くもも悪くもVRでの追体験やコンテンツの視聴は体験となり、記憶となり、過去となるりえるのです。

 

新しい技術には常にデメリットが伴う

ここまで聞くと、VRはいい面もあるけど、デメリットが多すぎるのではないか?と思う方も多いかもしれません。

しかし、新しい技術には常にデメリットがあるものです。

 

予め断っておきたいのは、犯罪を含めて「悪用される可能性」というのは、あらゆる技術、あらゆる道具に存在しています。

私たちが今の世の中で「スマートフォン」という便利なものが発明され、私たちはいつの間にかそれに依存し、手放せないほどの存在になっています。スマートフォンは便利で、私たちの生活を明らかに手助けしてくれています。

では、スマートフォンにはデメリットがなく、悪影響は少ないでしょうか?考えるまでもなく、それは否定されます。昨今だけでなく、これまでにも数えきれないほどの犯罪や嫌がらせ、いじめなどの社会問題がスマートフォンを介して行われてきました。

少なからず規制はあるものの、人類は多少のリスクがあってもより生活を便利にする道を選んだというわけです。

 

結局のところ、使って便利なものは、善悪の倫理など関係なく、何に使っても便利になってしまうというわけです。

だからこそ、利用者の側が意識して、犯罪行為に引っかかったり加担しないよう、リテラシーを高める必要があります。

 

禁止ばかりが早い日本で、VRが規制される未来

現在はVRといえばVR動画やVRゲームが主流ですが、VRChatなどのVRを使ったSNSというのもいくつかリリースされ始めています。

こうしたVRのSNSでは、現在のSNSと同様、アバターを使って仮想世界の存在として、他の体験者とコミュニケーションすることが可能です。

現在と同じSNSの機能をVRで再現できるということは、現在のSNSと同様の犯罪が起こりうるということです。

 

さらに、VRの場合は既存のSNSと異なり、仮想空間内で目の前で相手が話しているかのように感じることができるため、悪意を持った悪口はより効果を持ち、”人”を実際に感じることで、だまされる人も多くなると考えます。

そしてそういった犯罪や事件がVRで実際に起こったらどうなるのか。答えは明白。日本では一瞬で規制されます。ドローンが一部の利用者の悪事によって規制され、その後なかなか法規定が進まなかったように、VRでも一部のユーザーの悪事によって、規制が多くなることが考えられます。

VRが普及する前に、SNSでの規制や法律をより細かく規定しない限り、ドローンが規制されたことと同じことがVRでも起こってしまうかもしれません。

VRを賢く使って日々に充実を

ここまでメリットとデメリットを解説しましたが、VRは利用方法さえ間違えなければ、素晴らしいデバイスです。

VRゴーグルを装着するだけで、自分の部屋は南国の海となり、アラスカのオーロラが広がり、宇宙にだって行けてしまいます。

VRの中には、間違いなく未来が広がっています。

 

VRを体験したいという人には、断然オキュラスクエスト2がおすすめです。

理由は3つあります。それはVRゴーグル本体のクオリティと、コスパが圧倒的に良い価格、そしてストレスフリーな有線を必要としない独立したVRHMDという点です。

一つずつ解説していきます。

 

にオキュラスクエスト2がおすすめな理由その1:VRゴーグルとしてのクオリティの高さ

まず何といってもオキュラスクエスト2はクオリティが高いです。

VRゴーグルと聞いて、スマホを挿入するタイプのVRゴーグルを想像する方もいるかと思いますが、スマホを挿入するタイプのVRゴーグルとははっきり言ってレベルが違いすぎます。

VRゴーグル(VRHMD)そのものがコンピュータ本体なので、映像をレンズを通して間接的にみるのではなく、コンピュータの中をレンズでのぞくというイメージです。

 

解像度も高く、映像に網目が全く見えません。なのでVRゴーグルを装着するだけで、瞬間移動したような錯覚を感じるはずです。

 

オキュラスクエスト2がおすすめな理由その2:圧倒的なコストパフォーマンス

続いておすすめな理由が、そのコストパフォーマンスです。

ここまで高性能に完成されたVRゴーグルにもかかわらず、値段は3.7万円です。これを高い!と感じる方もいるかもしれませんが、VRゴーグルは大体が5万円から10万円する高価な機械なので、オキュラスクエスト2は手ごろな価格といえます。

正直、3.7万円のクオリティじゃにのは体験すればすぐにわかります。様々なVRでの体験ができることに加え、VRボクシングでダイエットをして痩せることができ、健康も手に入る。いいことずくめです。

 

オキュラスクエスト2がおすすめな理由その3:ストレスフリーなコードレスVRHMD

最後におすすめな理由は、ストレスフリーなコードレスであるということです。正直コードレスであることが、最もオキュラスクエスト2をおすすめできる理由でもあります。

VRゴーグルというのは、基本的にPCやゲーム機本体と有線で接続します。

しかし、そうした場合は線が引っかかったり、絡まってしまう危険があるのであまり激しい運動はできません。

一方オキュラスクエスト2は本体氏のものがコンピュータなので、頭に装着した状態でストレスなく動き回ることができます。

さらにカメラが本体についていて、(プレイエリア)動き回る範囲を決めることができるのでこれ以上言ったら壁にぶつかる!というのが表示されるので安全です。

(oculus公式サイトより引用)

 

 

いずれ確実に普及し、私たちの生活の一部になるVR。

今のうちに正しい知識と、起こりうる犯罪やトラブルを知り、対策を考えることは非常に大切なことです。

 

ないより楽しく、未来が広がっているVR。

ぜひあなたも、その未来をのぞいてみましょう。

 

それではまた。

 

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