こんにちは、Fe(エフイー)です。
在宅勤務や在宅学習が増える世の中、VR会議やVR学習などのワードを耳にすることが増えてきました。
VRは仮想現実という意味で、一度は耳にしたり、知っている人は多いと思います。
しかしVRとはどう言ったもので、VRで世の中ははどう変わっていくのか?と疑問に思っている人も少なくないでしょう。
今回はそんな疑問を解消してくれるVRの本をご紹介します。
「VRが変えるこれからの仕事図鑑」
著者 | 赤津慧 |
値段 | 1,400円(税抜き) |
出版社 | 光文社 |
発売日 | 2019/8/30(初版) |
監修者 | 鳴海拓志 |
どんな本?
はじめにこの本に何が書いているかざっくりまとめると
- VRで何ができるか
- VRで世の中はどう変わるか
- VRで仕事はどう変わるか
- VRのはじめ方
この4つのポイントが書かれています。
本書帯にも書かれているように、VRと5Gで仕事がどのように変わっていくか、変わる業界や働き方などの、VRが私たちの生活をどう変えていくかにフォーカスしています。これから何になろうか考えている中高生をはじめ、社会人の方は今の仕事がどう変わっていくか、自分の業界がどのような影響を受けるのかを知っておくことは、これからの働き方にも大きく関わってくると思います。また主婦の方や副業を探している方にも、新しい仕事や稼げる仕事を見つけるきっかけになるかと思います。
今日時点で、VRに関する記事や動画などVRに関する技術は年々上がり、需要が少しずつ増えてきたことにより、家庭用のVRHMD(頭につけるVRゴーグル)も2016年のVR元年と呼ばれる、VRが普及し出した年に比べて安価になり手に入りやすくなりました。
VRはまだネットの記事やYouTube動画などはあまり多くなく、情報が少ないのが現状です。こう言った書籍からいち早く情報を入手して、変化の激しいこの時代を生き抜く知恵を手に入れましょう。
VRが何かを知りつつ、それによってどう世の中が変わるかをイメージできるVR初心者必読の本になっています。
著者はどんな人?
本書の著者である赤津慧さんは、株式会社ハロー取締役。
ニューメディアプロデューサーとして、XR技術を使った施策やアニメ、広告、バラエティ番組、メディアアート、VTuber、インタラクティブな空間演出など、手がける企画は多岐にわたり、最近では、テレビ東京VTuberドラマ「四月一日さん家の」、歌舞伎メディアアート「カブキノヒカリ展」、デヴィ夫人YouTubeチャンネル「デヴィ夫人- Lady. Dewi Channel」なをプロデュースしています。
赤津さんは中学生時代はサッカー茨城県選抜として活躍。高校生時代は名門鹿島学園高等学校サッカー部に所属し3年生の時に全国高等学校総合体育大会サッカー競技本大会ベスト16、第87回全国高校サッカー選手権大会本大会ベスト4(全国第3位)という結果を残しています。(凄すぎ)高校卒業後は東京理科大学経営学部に進学し、卒業しています。
本日リリースとなりましたが、ドコモさんとサンリオさんと共同でMagic Leapを使用したMRアトラクションを作りました!
2021 年 1 月 15 日(金)から 2 月 14 日(日)までの期間、サンリオピューロランドでご体験いただけます。https://t.co/XYEkLHayr8 pic.twitter.com/DU4rHAxCif— 赤津慧/Kei Akatsu (@frog_kei) December 16, 2020
本書目次
プロローグ VRが世界を変える
第1章 VRの最前線で一体何が起きているのか!?
第2章 5Gで加速するVR社会
第3章 VRで変わる業界図鑑
第4章 VRで新しく生まれる仕事
第5章 VRで変わる働き方
第6章 こんなことまでVRが変える
第7章 VRを始めよう
本書のレビュー、感想
私がこの本を読んで最初に思ったのは、VRはもうここまできているのか。ということです。それもそのはず、VR元年と呼ばれた2016年から4年もの月日が流れているのです。(本書の内容は2019年最新のもの)
娯楽やゲームなどに新たな可能性を示したVR。VRが広まり続け、市場を拡大し続けるのにはもちろん消費者の私たちが純粋に楽しみ、もっと先を、もっと面白いものを見たいと思う気持ちが大きく反映されています。
ただ、もう一つ大きな要因があります。それはVRがビジネスとして成り立つというところにあります。
VRはその認知度を広め、需要を生み出しました。するとそこにはビジネスが生まれ、そしてさらにVR市場は成長を続けていきます。
本書が発売されたのは2019年ですが、2021年を目前にした今、VRは大きな変化の目前にいる気がします。オンラインや在宅と言った言葉が飛び交った2020年度。VR会議やVRコミュニケーションはさらに需要が増すでしょう。利用する人が増えれば、そこにビジネスが生まれ、お金が回ることでVRはもっともっと成長していきます。
海外に比べて認知度の低い日本のVRですが、これからより認知度は上がっていくんだろうと再確認できました。
VRについて知識をつけたい人、VRがどんなもので、どう利用されていくのか理解したい人はぜひ一度手にとってみてください。VRを知るのに遅すぎることは決してありません。今この瞬間が、あなたの最速です。
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