こんにちは、Fe(エフイー)です。
今回はVRのおすすめ書籍を紹介します。
VRに関する書籍は、まだ種類が多くなく内容も専門的なものが多い中、一般層や、まだVRについてあまり知っらない方でも楽しんで読むことができる書籍もいくつかあります。
こんな人におすすめ!
VRやARが広まった未来について知りたい人 |
VRやAR業界で働く人 |
VRやAR業界で働きたい人 |
今回はそんなVR初心者方でもVRについてしれて、かつたくさんの知識を得ることができる、GOROman(著)
ミライをつくろう!VRで紡ぐバーチャル創世記
を私の感想や解説を踏まえて紹介していきたいと思います。
著者 | GOROman |
値段 | 1,400円(税抜き) |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2020/6/24(初版) |
編集者 | 西田宗千佳 |
この本を読んでわかること
この本を読んでわかることを完結にまとめると
- 著者GOROmanについて
- 日本にどうVRが広まったか
- オキュラスがFacebookに買収された経緯
- VRは世の中をどう変えていくのか
です。著者GOROmanについては下で詳しく紹介します。
VRがどう日本に広まったかや、現在市場を拡大させているFacebook社のオキュラスクエスト2が歩んだ道のりなど、日本のVRの最先端を駆け抜けてきた著者GOROman自身の視点から解説しています。
また、VRがどのように社会に影響を与えるかや、VRが広まった後の社会、そしてVRが越えなければいけない壁などを紹介しています。
本書籍は2018年に発売されたどう著者の「ミライの作り方」という書籍の改訂版、いわばパワーアップ版です。2020年の最新情報を詰め込んだ、今読みたいVR関連本になります。
VRビジネスやコンテンツに携わる人はもちろん、これからの世界がどうなっていくのか知りたい人や、ミライをつくりたい!という学生にもおすすめです。
GOROmanとは
本書著者のGOROmanとは一体何者なのか。
この本を紹介する上で、著者のGOROmanを語らないわけにはいきません。
この人がいなければ、今の日本のVR業界は世界から少なくない遅れを取っていたことでしょう。
GOROmanが何者で、どういう生い立ちをし、なぜVR業界に賭けたのかについてはこの本んで詳しく語られているので割愛します。ぜひ書籍を購入し、一読してみてください。
GOROmanについて最もわかりやすく説明すると、「日本のVR業界の最前線で今もVRを広め続けている人」といったところでしょうか。
自らVRエヴァンジェリストを名乗り、昨今のVR技術やエンターテインメントの拡散に一役を担いました。
オキュラスの創設者パルマー・ラッキーと出会い、オキュラス・ジャパンチームの立ち上げ、フェイスブックによるオキュラスの買収劇などの当事者だからこそ知る話も本書に多数収録しています。この話はここでしか聞けない話ですので、ぜひ書籍にてご確認ください。
書籍後半ではVRがもたらすワクワクするミライを大胆に予測。そしてその解答と解説を2020年の新装版で明らかにしています。
本書内容
第1章 こうして僕は「GOROman」になった
第2章 日本にVRを!
第3章 すべてを支配する「キモズム」理論
第4章 VRで生活はこう変わる
第5章 VRは社会をこう変える
第6章 ミライの答え合わせ・2020年版
上記でも記載しましたが、この本は改訂版であり、2018年に発売された新書版のパワーアップ版です。
2018年発売「ミライのつくり方2020-2045僕がVRに駆けるわけ」GOROman(著)
新しく発売された新書版との違いはほとんどなく、新書版に新しい情報が追加されたものが、新装版の「ミライをつくろう!」です。
本書感想
この本を初めて読んだのは新書版でした。
はじめて読んだ時、そのVRの可能性に本当に心がワクワクしました。
なんとなく知っていて、なんとなく体験したことがあるVRに、これほどに可能性があるのか。一体どんな未来になるのか。そういう思いが込み上げてきました。
しかし、VRが面白い!ということが分かっても、本当の意味でVRの凄さをわかるのは、実際に完成度の高いVRHMDを体験した時です。2018年に発売された新書版を読んだ時、私はまだ「VRについてちょっと詳しい人」でした。
2020年に発売されたこの「ミライをつくろう!」を読んだ後、本当の意味でVRに衝撃を受けました。
詳しく書いていきます。
GOROmanさんが新しく本を出すことを知りすぐに購入。2020年の答え合わせが含まれる新装版を購入し、再度はじめから読み直しました。
率直な感想は、「やっぱりVRは面白い」
ということです。
今回新装版で加筆されたのは後半の部分。一度は読んだ前半部分でしたが、それでも楽しく読め、ワクワクしました。はじめて新書版を読んだ時のVRへの興奮が蘇りました。
2020年の答え合わせが加筆された本書籍は、今のVRはどこまで進んでるか、今後どうなるのかがより鮮明にイメージすることができます。
この本を読んで数ヶ月、念願のVRHMD、オキュラスクエスト2を購入し、本当の意味でVRを体験し、VRの可能性や凄さを確信しました。
間違いなくVRは、実際に体験してみないと凄さがわからない技術です。しかし逆に一度体験すればその凄さはすぐに理解できるでしょう。私はVRこの世の中に広めるべく、この瞬間に歩み出しました。
最後に
VRに関連する書籍は、まだ世に数えるほどしか出ていません。
大きい本屋さんにいっても、2016年から2018年の本が多く、なかなか最近の情報が載った本は少ないです。
SNSやインターネットを通して情報を集めることもできますが、時間がかかったり正確な情報を入手するのは初心者には大変なこともあります。
だからこそ、VR関連の書籍は出版されたらすぐに飛びつきましょう。これから新しい時代へと移りゆく中でVRやAR業界で働きたい人、可能性を感じている人、新しいものが好きな人には一読の価値ありの一冊です。
他の人よりも先に進んだ世界を覗き見て、新たな時代の先駆者として最前線を駆け抜けましょう。
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