今回はVRChatで開催される「VRC就活生集会」というイベントをご紹介します。
VR内に就活生が集う!
イベント内容
VR内で気軽に交流・情報交換ができる「VRC就活生集会」がVRChatにて開催されます。
https://twitter.com/ebtf_/status/1479748461402624001
イベント名 | VRC就活生集会 |
開催場所 | VRChat |
開催日時 | 2021/1/25 22:30〜23:30 |
参加方法 | ebtfにフレンド申請をしたのち、当日時間になったらjoin |
イベント主催者
主催者はVRChatユーザーのエビでふ(@ebtf_)さん。
https://twitter.com/ebtf_/status/1484925118363365376
VRC就活生集会当日の様子などは別記事にてレポートにまとめようと思います。
就職活動にVRを活用する
VRでの就活に関する試みは、今まで様々な企業や組織、個人が行ってきました。
東京女子大学ではVR(バーチャルリアリティー)を用いた採用面接体験動画を導入しました。これにより、学生らはより能動的で記憶に残りやすい方法で面接練習が可能になります。VRで面接を体験することによって、面接独特の空気感を体験し訓練することが可能になります。
VRの導入により予想されるメリットは下記の3つが挙げられています。
I よりリアルな体験
面接担当者と対話することに対する不安や、選考の各段階の雰囲気の違いなどをリアルに体験することで、実際に面接の場に立った際の緊張感や苦手意識をなくす効果が期待される。II いつでも視聴可能
VR視聴機器(VRゴーグル)をキャリア・センター資料室に設置。学生は一次、二次および最終面接を想定した動画を各自の活動の状況に合わせていつでも視聴できる。III 反復練習が可能
応答内容のブラッシュアップや話し方の工夫など、面接のスキルアップを目指す場合に何度でも反復練習ができる。また、面接本番前にもう一度確認しておきたい、といった使い方も可能。
いつでも試聴が可能で、反復できるというところがVRで面接の練習をする特に素晴らしい点だと思います。
VRSNSを用いれば、グループディスカッションなどの集団面接の練習もできますね。
VR面接だけでなく、語学学習などのVR内で擬似体験できるサービスはこれから増えていくと考えられます。
VRで採用面接を行った「面白法人カヤック-VR部」
2018年の6月4日、面白法人カヤックのVR部がVR面接という新しい試みを行いました。
今回は実際にVR面接を行ったヨハト氏はインタビュー記事にてVRChat上で採用面接を行うメリットについて以下のように語った。
ヨハト氏「遠隔地でも上質なコミュニケーションが取れることです。視野やジェスチャーのコミュニケーションができるというだけではなく、音声での対話がSkypeなどと比べても快適にできる印象です。どうしても、ビデオチャットなどでは音と映像がマッチしていないことも多く、お互いにストレスを感じてしまうことが多くあります。その点VRChatでは違和感なく対話ができています。
また、プライベートルームは招待しないと入ることが出来ないため、秘匿したコミュニケーションを取ることが出来るのも良い点でした。」
引用:PANORA「カヤックに聞くVR採用面接のメリット オリジナルアバターから見える個性とは【週間VRChat】
」(https://panora.tokyo/panora.tokyo/66480/HPC-index.html)
vrchat面接、とりあえず最低限プライベートルームで話せるだけの環境は作り、第1回は滞りなく完了しました。今後OVRDropとか入れて資料を見ながら面接もしていけるようにしたい。また当然ながらvrchat面接の際は、このいたいけな狐耳少女の姿をした僕と面接することができます pic.twitter.com/S7H4kEs7te
— Haramakoto (@xxxxMakoto) June 5, 2018
VRで就職活動をしてみたり、情報を交換してみたり、準備をするのも新しい手段ですね。
VR内で就活し、VR内で働く未来もそう遠くないかもしれません。
コメント