こんにちは、Fe(エフイー)です。
2020年に株式会社カバーのホロライブプロダクション所属のVTuber「桐生ココ」さんがYouTube上の機能の一つである投げ銭(スパチャ、スーパーチャット)での総額を1億円を突破し、最終的に1年でトータル1億5千万円ほどのスーパーチャットを稼いだニュースは記憶に新しいですが、ここ1年余りで、VTuberが視聴者からもらうスパチャの金額は明らかに増え、2021年4月現在では、昨年を大幅に上回るペースでスパチャが送られています。
2020年に1億5千万円以上のスーパーチャットを稼いだ桐生ココさんですが、2021年は1月から3月の3か月間で約5000万円ほどのスーパーチャットを受け取っています。このままのペースで行っても昨年を大きく上回ることがわかります。
では、そもそもスパチャ、スーパーチャットとは何か、どういったきのうがあり、どうしてここまで大きな金額がVTuberをはじめとしたライブ配信者に送られるのかを解説していきます。
投げ銭(スパチャ、スーパーチャット)とは?
投げ銭、スパチャ、スーパーチャットと呼ばれるものは、ライブ配信者に対して視聴者が送る”チップ”のようなものです。
ライブ配信のサービスは現在様々な形があります。古くはニコニコ動画のニコ生。現在は17LIVEなどのスマホ配信サービスなどが利用者を増やしています。
ここで明記するのは、その中でもYouTubeのライブ配信の際に使われるスーパーチャット:略称スパチャです。
では、YouTubeのスーパーチャットはどんな機能なのでしょうか。
金額によって変わる投げ銭(スパチャ、スーパーチャット)の効果
ライブ配信中に視聴者は配信者へのお礼や応援の気持ちを込めて”お金”を送ることができます。ストリートミュージシャンや、海外のチップをあげる感覚で、配信者にお金を送ります。
そしてYouTubeでは、その投げ銭、スーパーチャット(スパチャ)の金額を自分で選択し、そのスパチャ自体にメッセージを挿入することが可能です。
こうして視聴者は、分かりやすい”お金”で配信者を応援しながら、自分の言葉で配信者と交流することが可能になります。
このスーパーチャットは。配信中の動画のチャット欄の上部に、その金額に応じた一定の時間固定されるので、配信者が気付き、読んでくれる確率が高くなります。
人気な配信者ほど、チャット欄(コメント)が多く、自分のコメントが埋もれてしまうので、お金を払って本人に読んでもラ王と考える人も多いです。
金額が高くなるほど、チャット欄の上部にアイコンとメッセージを表示させる時間が基本的に長くなり、入力可能な文字数が増え、背景の色が変わる。ただし、少額ではメッセージが入れられず、チャット欄上部への固定表示ができない。色は金額が低いものから順に青、水、黄緑、黄、オレンジ、マゼンタ、赤の7色(下の価格表参照)で、とくに赤色は「赤スパ」と呼ばれる。購入金額に上限があり、1日あたり 500USドル(相当額)、または 1週間あたり 2,000USドル(相当額)まで購入できる
(Wikipediaより引用)
上記にあるように、YouTubeの視聴者は100円から最大50,000円まで1円単位で好きな金額を設定することが可能です。
金額に応じて色が変わったり、表示時間が長くなるのもYouTubeのいやらしいところです。
50,000円のスパチャは「赤スパ」と呼ばれ、VTuberの配信では、赤スパを送って慌てるVTuberの反応を見て楽しむ成金のような視聴者も存在します。
なぜ視聴者は投げ銭(スパチャ、スーパーチャット)を投げ続けるのか
では一体なぜ、視聴者はこれほどスパチャを投げるのか。
先ほども言いましたが、スーパーチャットを送ることで自分のコメントを目立たせることが可能です。
これがどういうことかというと、実際にライブ配信をしている人と、チャットを介してコミュニケーションをとることが可能になります。
これは、配信者が人気であるほど効果を表します。配信者が人気であればあるほど、視聴者数も増え、同時にコメント数もふい得ます。すると、自分のコメントはあっという間に他の人たちのコメントで埋もれてしまいます。
そこでスパチャを投げれば、自分のメッセージが長い時間、目につく場所に、名前付きで存在することになります。これに価値を見出している人が、スパチャを送ります。純粋に配信者への応援や官舎で送る人もいますが、多くの方はメッセージ付きでのスパチャを送ります。
そして特にVTuberへのスパチャを加速させているのが、ライブ配信後のスパチャ読み上げです。
多くのVTuberは、ライブ配信後、スパチャを送ってくれた人の名前を読み上げ、そのメッセージの内容に答えたり、感謝の言葉を述べます。この時間こそ、YouTubeのライブ配信の一方的だったコミュニケーションに、推しの配信者とチャットを通して会話できる。という多様性をもたらすことになりました。
よく見かける例は、自分の誕生日を祝ってもらうもの。スパチャに祝ってほしい!と書いて送ることで、ライブ配信後に名指しで祝われることができるのです。
これはラジオやテレビのはがきや応募で質問や要望をしたりする文化を、そっくりそのままYouTube上で、しかも100パーセント読み上げられる状態で再現したようなものです。
こうした手厚いファンへの交流が、特にホロライブ所属のVTuberへのなげせん、スーパーチャットを増やしている要因といえます。
eコマースが市場規模をますます上げている今、ライブ配信というのは一つの大きなメディアになりつつあります。YouTubeでのスーパーチャットのみで1.5憶円以上を稼ぐVTuberが何人も増えているのが今の時代です。
はやりすたりは多いですが、今はまさにライブ配信の時代と言えるでしょう。
もちろんあなたもVTuberとしてデビューすることが不可能ではありません。むしろ今は手軽にクラウドサービスなどでアバターの作成も依頼できる時代です。
顔出しでライブ配信がやりにくいのであれば、アバターをかぶって配信すればいいのです。
ココナラなどのクラウドワーキングサービスでキャラクターを制作してくれる人を見つけるのも容易になっています。
(ココナラより引用)
ぜひあなたのオリジナルのアバターを作成して、ライブ配信や動画投稿などに挑戦してみて下さい。
それではまた。
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