VR内で飛行機を作成して実際に空を飛ぶVTuberが現れました。
飛行機を操縦するアバター。これはアニメの世界ではなく、VRゲーム「Primitier(プリミティア)」の世界の映像です。
今回はそんなVRゲーム「Primitier(プリミティア)」とはどんなゲームかを紹介し、Primitier(プリミティア)で飛行機を作成し操縦したVTuberの大江ええるさんのインタビューを行なっていきます。
Primitier(プリミティア)とは何?
Primitier(プリミティア)とは、自由度全振りのVRサンドボックスゲームです。木や石などのあらゆる物体を自由に切断・結合して道具や建物を作ることができます。
物体の挙動やダメージ量は物理シミュレーションによって決まるので、石と気を用いて石斧を作った場合、柄の長さや石の重さによって振りやすさや威力が変わります。プレイヤーの工夫次第では道具だけでなく、飛行機なども制作できてしまいます。
Primitier(プリミティア)では広大な世界の中で、素材を切断したり組み合わせたりしながら、道具や機械をクラフトできます。本作はその突き詰められたクラフトシステムが特徴で、石を拾って木を叩くと、叩いた位置に基づいて木が切断されたり、切断した木の棒と石をくっつけて石斧を作れます。単に物を作るだけでなく、素材を切断したり、その素材を組み合わせて物を生み出せるゲームスタイルになっています。
VRサンドボックスゲームとは?
「サンドボックス」とは、ゲームの進行に関わるタスクやクエスト類が存在せず、プレイヤーが自分なりに目的や目標を決めて遊んでいくゲームデザインのことで、有名なタイトルでは「Minecraft」がそれにあたります。
故にVRサンドボックスゲームとは、VR内でプレイヤーが自由に目的や目標を決めて遊んでいくゲームのジャンルを指します。
VR内で工作ができる
Primitier(プリミティア)は、広大なVR空間であらゆる工作を行うことが可能です。物理演算が用いられており、重力や浮力もゲーム内に反映されています。
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Primitier(プリミティア)
Primitier(プリミティア)で飛行機を作るVTuberが登場!
そんなPrimitier(プリミティア)は2021年の12月3日にSteamにて早期アクセスの配信が開始しました。すると早速Primitier(プリミティア)内で様々な工作をする人が現れました。中でも注目を浴びたのが、Primitier(プリミティア)内で飛行機を作り操縦したVTuberの大江ええるさんです。
大田マトさん制作の
VRサンドボックスゲーム #Primitier(プリミティア)でhttps://t.co/daxGjZ9r4H飛行機を作って操縦してみました
私が乗って上下左右に
コントロールすることができたので
空を自由に飛びたい方は参考になると思います完全版↓(English sub)https://t.co/vRYnDlHoHl pic.twitter.com/iWcMeTs6tv
— 大江ええる@Vtuber (@ooeeeru) December 6, 2021
大江ええるさんの上記のツイートのリプや引用ツイートでは、「プリミティアの産業革命部門」「VR界のライト兄弟」「もはや別ゲーになってる」と称賛の嵐でした。
ゲーム開発者の大田マトさんも「もうこれゲームクリアでしょ」と大江ええるさんの作品を認めていました。
https://twitter.com/ootamato/status/1467832167317532672
今回は大江ええるさんにインタビューを行いました。
VTuberとしての活動やPrimitier(プリミティア)での飛行機の制作などについてインタビューをしていきます。
大江ええるさんインタビュー
早速Primitierで飛行機を制作し運転した大江ええるさんにインタビューを行なっていきます。
ー大江ええるさんについて教えてください。
大江ええる「未来から来たバーチャル小学生OLのVtuberとして活動しております。活動当初は色々なジャンルの動画を制作しておりましたが、大田マトさんがPrimitierの体験版を公開したころからPrimitierにはまり今ではPrimitier専門チャンネル(Primitier Player ええる)で Primitierのプレイ動画をメインに投稿しまくっています。」
▶︎大江ええるさんYouTubeチャンネル「Primitier Player ええる」
ー Primitierで飛行機を制作するのは大変でしたか?
大江ええる「思ったより大変ではなかったです。ほとんどは今までプレイしてきた体験版で培った技術の流用で 新しく考えた部分は操縦する仕組みくらいでした。それでも体験版のセーブデータは流用できないので、手間のかかるプロペラを新しく作ったり、体験版とは違うプレイヤーの挙動や新要素の「風」に振り回されたせいで製作に6時間程かかり、リアルに疲れました。」
プロペラを作る大江ええるさん
ーPrimitierで飛行機を操縦した感想を教えてください。
大江ええる「思い通り動いてくれてほっとしました。何度か試してうまく動いてくれなかったのでバグ技を利用していることもあり、ダメかもしれないと心配していましたがいろいろ改良してうまくいきました。また、アーリーアクセス版で大幅にグラフィックが強化されたので、綺麗な景色を上空から眺められて楽しかったです。」
空飛ぶ大江ええるさん
ーPrimitierの魅力を教えてください。
大江ええる「自由度が限りなく高い所ですね。パーツの大きさや接続する角度などが自由に決められるので それらを組み合わせて何ができるのか、仕組みを自分で考えて形にするのが楽しいです。また、VR空間で手の動きを使った直感的な操作を必要とされるので、操作をミスして偶然変なものができてしまったり、せっかく作ったものが一瞬で壊れてしまったりとハプニングが起こりやすいのも魅力かもしれません。配信や動画に使えるカメラ機能も充実しているのでゲーム配信などにもおすすめです。」
ーご自身の動画で一番おすすめな動画を教えてください。
大江ええる「一番は今回の動画 “Primitierで操縦できる飛行機作って空を自由に飛び回ってみた” ですね。アーリーアクセス版の発売で新規ユーザーも増えると思って、かなり丁寧に解説しています。飛行機を作る技術も順を追って説明しているので、これを参考に飛行機を作る人が増えてくれると嬉しいです。」
▼Primitierで操縦できる飛行機作って空を自由に飛び回ってみた
ー今後はどういった動画を制作していく予定ですか?
大江ええる「今後も変わらずPrimitierでいろんなものを制作していく予定です 新バージョンになってから巨大スライムやバイク、武器なども まだ作っていないのでそちらにも手を付けていきたいです。」
ーPrimitier(プリミティア)ユーザーの貴重なご意見、ありがとうございました。
大江ええるさん各種リンク Twitter(大江ええる) |
インタビューに応じていただいたVTuberの大江ええるさん、ありがとうございました。
バーチャルウェブメディア「エウレカ」ではVTuberの方へのインタビュー記事の掲載を行っています。インタビュー記事の執筆依頼はTwitterのエフイーのDMまでよろしくお願いします。
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