VTuberを始めたいけど、アバター制作にお金をかけたくない。そんな方に向けて、2026年現在、無料で使えるVTuberアバター作成ツールを10個厳選しました。2Dアバター向け5選・3Dアバター向け5選に分けて、それぞれの特徴・対応OS・スマホ対応の有無まで比較表付きで解説します。この記事を読めば、お金をかけずに自分だけのアバターを作ってVTuberデビューするための道筋がわかります。
無料で作れる2Dアバター作成ツール5選
2Dアバターは、イラストベースのキャラクターに表情や動きをつけて配信に使うタイプです。Live2D形式が主流で、個人VTuberの多くが採用しています。ここでは、無料で2Dアバターを作成・入手できるツールを5つ紹介します。
1. Live2D Cubism Editor(FREE版)
自分で描いたイラストをVTuber用に動かしたいなら、Live2D Cubism Editorの無料版が最有力です。Live2Dは業界標準のモーション技術で、にじさんじ・ホロライブなど大手VTuber事務所のモデルにも採用されています。
- 料金:FREE版は無料(PRO版は月額2,288円)
- 対応OS:Windows / macOS
- 特徴:FREE版でもパーツ分けしたイラストにまばたき・口パク・髪揺れなどのモーションを設定可能
- 制限:FREE版はパラメータ数やデフォーマ数に上限あり。シンプルなモデルなら十分対応可能
- 商用利用:FREE版は個人利用のみ(年間売上1,000万円未満なら実質問題なし)
イラストが描ける方や、オリジナルの2Dモデルを一から作りたい方に最適です。YouTubeにチュートリアル動画が豊富にあるため、独学でも制作可能です。詳しい使い方は「Live2Dモデルの作り方と依頼方法」で解説しています。
2. IRIAM(イリアム)
イラスト1枚をアップロードするだけで、AIが自動的にアバターを生成してくれるスマホ専用アプリです。面倒なモーション設定は一切不要で、最短3分でVTuber配信を始められます。
- 料金:完全無料(アプリ内課金あり)
- 対応OS:iOS / Android
- 特徴:1枚のイラストからAIが自動でパーツ分解・モーション生成。スマホのカメラで表情トラッキングも対応
- 制限:IRIAM内での配信専用。アバターデータを書き出してYouTubeなど他プラットフォームでは使えない
- 商用利用:IRIAM内での配信・収益化は可能
イラストは自分で描いてもよいですし、ココナラやSKIMAでイラストレーターに依頼することもできます。PCなし・スキルなしでも始められるため、初心者に最もおすすめのツールのひとつです。
3. nizima LIVE
Live2Dの開発元が提供する公式トラッキングアプリです。Live2Dモデルを使ったVTuber配信をするなら、VTube Studioと並ぶ定番ソフトです。
- 料金:FREE版は無料(フル機能版は月額550円)
- 対応OS:Windows / macOS(トラッカーアプリはiOS対応)
- 特徴:Live2Dモデルの読み込み・表情トラッキング・OBS連携がワンストップで可能。コラボ配信機能(最大8人)も搭載
- 制限:FREE版は一部機能制限あり。モデル自体の作成機能はなく、別途モデルの用意が必要
- 商用利用:可
nizimaマーケットプレイスでは無料配布のLive2Dモデルも見つかります。無料モデル+nizima LIVEの組み合わせなら、完全無料で2D VTuber配信が可能です。配信ソフトの比較は「VTuber配信ソフト比較」を参照してください。
4. REALITY(リアリティ)
アプリ内で3D風のアバターを作成し、そのままスマホだけで配信できる無料アプリです。厳密には3Dベースですが、配信画面上は2D的な見た目で表示されるため、2Dアバター感覚で使えます。
- 料金:完全無料(アプリ内課金あり)
- 対応OS:iOS / Android
- 特徴:髪型・目・服などのパーツを選ぶだけでアバターが完成。スマホのカメラで表情連動し、その場で配信可能
- 制限:REALITY内での配信専用。外部プラットフォーム(YouTube等)への配信はPC版のみ対応
- 商用利用:REALITY内での配信・収益化は可能
絵が描けない方でもパーツ選択だけでかわいいアバターが作れるため、VTuber体験の入門として非常に優秀です。
5. カスタムキャスト
ドワンゴとS-courtが共同開発した、ニコニコ動画連携のVTuberアバター作成アプリです。3Dモデルベースですが、配信時は2D的な表示も可能で、ニコニコ生放送との連携が強みです。
- 料金:基本無料(一部アイテムは有料)
- 対応OS:iOS / Android
- 特徴:顔・体型・髪型・衣装を細かくカスタマイズ可能。ニコニコ生放送へ直接配信できる
- 制限:作成したアバターはカスタムキャスト・ニコニコ生放送内でのみ使用可能。VRM書き出しには非対応
- 商用利用:ニコニコ生放送での配信・収益化は可能
ニコニコ動画をメインに活動したいVTuberには相性が良いツールです。2026年現在もアップデートが継続されています。
無料で作れる3Dアバター作成ツール5選
3Dアバターは全身を自由に動かせるのが特徴で、ダンス配信や3Dゲーム配信に向いています。ここでは、無料で3Dアバターを作成できるツールを5つ紹介します。
1. VRoid Studio【最もおすすめ】
pixivが開発・提供する3Dキャラクター作成ソフトで、無料3Dアバター作成ツールの決定版です。2026年2月にはv2.11.0がリリースされ、新プリセットやステッカーツールが追加されるなど、活発にアップデートが続いています。
- 料金:完全無料
- 対応OS:Windows / macOS
- 特徴:髪型・顔・体型・衣装をGUIで直感的にカスタマイズ。200種類以上のプリセットからベースを選んで編集できる
- 出力形式:VRM形式で書き出し可能。VRChat・3tene・VSeeFace・バーチャルキャストなど多くのプラットフォームで利用可能
- 商用利用:作成したアバターの商用利用可(VRoid Studio利用規約に準拠)
3Dアバターを無料で作るなら、まずVRoid Studioを試してください。絵が描けなくてもプリセットの組み合わせだけで高品質な3Dモデルが完成します。v2.7.0で追加された「クローゼット機能」により、お気に入りの衣装やアクセサリーの管理も簡単になりました。VTuber向けのPC選びは「VTuber用おすすめPC」を参考にしてください。
2. Ready Player Me
自撮り写真1枚からリアル寄りの3Dアバターを自動生成できるWebサービスです。100万人以上のユーザーが利用しており、1万以上のアプリやゲームと連携しています。
- 料金:基本無料(一部コスメティックアイテムは有料)
- 対応OS:Webブラウザ(PC・スマホどちらからもアクセス可能)
- 特徴:自撮りまたはテンプレートからアバターを作成。数分で完成し、Animaze・VRChatなどに対応
- 出力形式:glTF形式。VRChat・Animaze・各種メタバースプラットフォームで利用可能
- 商用利用:利用規約に準拠(個人利用は問題なし)
アニメ調よりもリアル寄りのアバターを作りたい方や、海外のメタバースプラットフォームでも活動したい方におすすめです。
3. セシル変身アプリ
VTuber「スズキセシル」が開発した、プリセット選択型の3Dアバター作成ツールです。70種類以上のアバターが収録されており、スライダー操作で直感的に容姿をカスタマイズできます。
- 料金:基本無料(追加パーツは有料)
- 対応OS:Windows
- 特徴:顔・髪型・体型をスライダーで細かく調整可能。VRM形式で書き出しできるため、VRChat・バーチャルキャスト・3teneなど幅広いプラットフォームに対応
- 制限:Windows専用。Mac非対応
- 商用利用:作成したアバターのVTuber活動・ゲーム出演など商用利用可能
VRoid Studioとは異なるテイストのアバターが作れるため、VRoidの雰囲気が好みでない方は試してみる価値があります。
4. MakeAvatar
Gugenka(グゲンカ)が提供するスマホ専用の3Dアバター作成アプリです。テンプレートベースで手軽にアバターを作成でき、VRChatへのアバターアップロードも無料で可能になりました。
- 料金:基本無料(追加衣装・アクセサリーは有料)
- 対応OS:iOS / Android
- 特徴:テンプレートから髪型・衣装・アクセサリー・カラーを選んでカスタマイズ。VRChat・バーチャルキャストへの直接アップロード対応
- 出力形式:VRM形式対応
- 商用利用:利用規約に準拠
スマホだけで3Dアバターを作りたい方に最適です。PCが不要なので、外出先でもサクッとアバターを作成できます。
5. VRoid Hub + BOOTHの無料モデル
自分でモデリングするのが面倒な方は、VRoid HubやBOOTHで無料公開されている3Dモデルを利用する方法もあります。クリエイターが作成した高品質なVRMモデルが無料で配布されています。
- 料金:無料(モデルによる。有料モデルもあり)
- 対応OS:Webブラウザでダウンロード後、各対応ソフトで使用
- 特徴:プロ・アマチュアのクリエイターが作成した多様なデザインのモデルが入手可能。VRM形式なので3tene・VSeeFace・バーチャルキャストなどですぐに使える
- 注意点:モデルごとに利用規約が異なるため、商用利用・改変の可否は個別に確認が必要
- 商用利用:モデルごとの規約に準拠
「自作は難しいけど、お金もかけたくない」という方にぴったりの選択肢です。BOOTHで「VRM 無料」と検索すると多数のモデルが見つかります。
無料VTuberアバター作成ツール比較表
ここまで紹介した10個のツールを一覧で比較します。自分の環境や目的に合ったツールを選ぶ参考にしてください。
| ツール名 | 2D/3D | 対応OS | スマホ対応 | 商用利用 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Live2D Cubism Editor(FREE版) | 2D | Win / Mac | 不可 | 個人のみ | イラストが描ける人 |
| IRIAM | 2D | iOS / Android | スマホ専用 | アプリ内のみ | スマホだけで始めたい人 |
| nizima LIVE | 2D | Win / Mac / iOS | トラッカーのみ | 可 | Live2Dモデルで配信したい人 |
| REALITY | 2D風3D | iOS / Android | スマホ専用 | アプリ内のみ | 絵が描けない初心者 |
| カスタムキャスト | 2D風3D | iOS / Android | スマホ専用 | ニコニコのみ | ニコ生で配信したい人 |
| VRoid Studio | 3D | Win / Mac | 不可 | 可 | 3Dアバターを自作したい人 |
| Ready Player Me | 3D | Webブラウザ | 可 | 個人のみ | リアル調アバターが欲しい人 |
| セシル変身アプリ | 3D | Windows | 不可 | 可 | VRoid以外のテイストが欲しい人 |
| MakeAvatar | 3D | iOS / Android | スマホ専用 | 規約に準拠 | スマホで3Dアバターを作りたい人 |
| VRoid Hub / BOOTH | 3D | Webブラウザ | DLのみ | モデル個別 | 自作せず無料モデルを使いたい人 |
無料アバターのメリット・デメリット
無料ツールでアバターを作ることには、メリットとデメリットの両方があります。事前に理解しておくことで、後悔のないスタートが切れます。
メリット
- 初期費用ゼロで始められる:VTuber活動のハードルが大幅に下がる。「まずは試してみたい」段階なら十分
- すぐに始められる:多くのツールは登録後すぐにアバター作成・配信が可能。待ち時間がない
- リスクなしで体験できる:VTuber活動が自分に合うかどうかを、お金をかけずに確認できる
- 複数のアバターを試せる:無料なので気軽にいくつものアバターを作成して、しっくりくるものを選べる
デメリット
- オリジナリティが出しにくい:プリセットベースのツールは他のユーザーと似たデザインになりがち
- 機能制限がある:FREE版は使えるパーツや機能に制限があるケースが多い
- プラットフォーム限定のものが多い:IRIAM・REALITY・カスタムキャストなどは、そのアプリ内でしかアバターを使えない
- クオリティに限界がある:プロに依頼したモデルと比べると、表情の豊かさや衣装のディテールに差が出る
無料ツールは「VTuberを始める第一歩」として最適です。まずは無料で始めてみて、本格的に活動したくなったら有料ツールやクリエイターへの依頼にステップアップするのが賢い進め方です。
有料アバターに移行するタイミング
無料アバターでVTuber活動を始めた後、以下のようなタイミングが来たら有料アバターへの移行を検討しましょう。
- 配信が習慣化してきたとき:週2回以上の配信を1ヶ月以上続けられたら、活動継続の意思が固まった証拠。投資する価値あり
- ファンがついてきたとき:チャンネル登録者やフォロワーが増えてきたら、アバターのクオリティアップが視聴者定着につながる
- 他のVTuberとの差別化が必要になったとき:無料ツールのプリセットでは個性を出しきれないと感じたら、オーダーメイドの出番
- YouTube等の外部プラットフォームで活動したいとき:IRIAM・REALITYなどアプリ限定から脱却し、YouTubeやTwitchで配信したい場合
- 収益化の見通しが立ったとき:スーパーチャットやメンバーシップで初期投資を回収できる見込みがあるなら、アバターへの投資はリターンが大きい
有料のLive2Dモデルの相場は3万〜15万円、3Dモデルは10万〜50万円です。Live2Dモデルの依頼方法や費用の詳細は「Live2Dモデルの作り方と依頼方法」で解説しています。
無料VTuberアバターに関するよくある質問(FAQ)
絵が描けなくても無料でVTuberアバターを作れますか?
はい、絵が描けなくても無料でアバターを作成できます。VRoid Studio・REALITY・カスタムキャスト・MakeAvatarなどは、プリセットやパーツを選ぶだけでアバターが完成します。イラストスキルは一切不要です。また、BOOTHやVRoid Hubではクリエイターが無料配布しているモデルをダウンロードして使うこともできます。
無料で作ったアバターで収益化(スパチャ等)しても問題ありませんか?
ツールによって異なります。VRoid Studioで自作したアバターは商用利用可能なので、YouTubeのスーパーチャットやメンバーシップでの収益化に問題ありません。IRIAM・REALITYはそれぞれのアプリ内での収益化は可能です。BOOTHなどで入手した無料モデルは、モデルごとに利用規約が異なるため、ダウンロード前に必ず確認してください。
スマホだけでVTuberアバターを作って配信まで完結できますか?
はい、スマホだけで完結できます。IRIAM・REALITY・カスタムキャスト・MakeAvatarはいずれもスマホ専用アプリで、アバター作成から配信までスマホ1台で完了します。ただし、YouTubeやTwitchで配信したい場合はPCが必要になるケースが多いです。スマホアプリで始めてみて、本格的にやりたくなったらPCを検討するのがおすすめです。PC選びの参考には「VTuber用おすすめPC」をご覧ください。
まとめ
2026年現在、VTuberアバターを無料で作成できるツールは数多くあり、お金をかけなくてもVTuberデビューは可能です。
- 2Dアバターを作るなら、Live2D Cubism Editor(FREE版)・IRIAM・nizima LIVEが定番
- 3Dアバターを作るなら、VRoid Studioが最もおすすめ。完全無料で高品質なモデルが作れる
- スマホだけで始めたいなら、IRIAM・REALITY・MakeAvatarがベストな選択肢
- まずは無料で始めてみて、活動が軌道に乗ったら有料アバターへのステップアップを検討する
大切なのは、ツール選びに時間をかけすぎないことです。気になるツールをひとつ選んで、今日からアバターを作ってみましょう。VTuberのなり方全体を知りたい方は「VTuberになるには?必要なもの・費用・手順を完全解説」を、配信に必要なカメラについては「VTuber向けWebカメラの選び方」を参考にしてください。個人VTuberとして成功するためのヒントは「個人VTuberが成功するコツ」でまとめています。
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